不妊治療に悩む方の多くが、治療によるストレスによる悪循環に陥っています。不妊の原因にはいろいろな要素があり、一概に何が原因といえないところにその難しさがあります。よって、原因を探りその部分を狙って治療をかけていく従来型の西洋医学的アプローチにも限界がでてくるのも仕方のないことです。また、西洋医学による不妊治療に対する不満や焦りの声も聞こえてきます。
ヨガによる不妊へのアプローチはもっとホリスティック(全体的)なものです。私たちが妊娠するときの身体は、骨や筋肉、臓器や生殖器の細胞のみでできているのではなく、女性としての機能には心や気持ちも伴うのだという考え方です。
もちろん、西洋医学による不妊治療を否定するものではありません。それを補完するかたちで、あるいは異なる角度からのアプローチとして、妊娠しやすい心と身体の状態を導きだそう、というものです。慢性的な症状の軽減にヨガが貢献できることがあるという治験がアメリカを中心に多くの研究者たちによって集められてきます。
このようにして明らかになってきたヨガのストレスの軽減という精神的側面だけでなく、生殖器を包む骨盤や、意外と重要な腰椎の調整という運動生理学に基づいた観点から、妊娠しやすい心とからだづくりに取り組んでいくにはどうしたらいいか、学んでいきます。
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